糖質と太る事~失敗しないダイエットのために必要なこと④

おはようございます。

星野鍼灸接骨院院長の星野です。

 

今まで失敗しないダイエットのために必要なことシリーズで糖質についていろいろ書いてきました。

 

リンクはこちら↓↓

①糖質と糖類の違い

②意外と知らない炭水化物のこと

③糖質自体の間違った知識

 

そして、今回は糖質がなぜ太るか?についてです。

 

 前回の糖質自体の間違った知識のブログの時に、1グラムの糖質は2グラムの水と結合して脂肪に変わるといいました。

 

3倍の重量になるんですね。

 

そもそも糖質は、エネルギーの元。

エネルギーとして使われなかったものは、速やかに蓄えられます。

 

食事をすると血糖値が上がります。血糖が上昇するのは糖質を取るから。
そして上がった血糖を下げてくれるのがインスリンという膵臓から出るホルモンです。

体内で余った糖質は無駄にならないようインスリンによって脂肪に変換されます。

 

これが、糖質を食べて脂肪になる理由です。

 

膵臓は他にグルカゴンという血糖値を上げるホルモンも放出します。

グルカゴンは体内の血糖値が下がった時に脂肪やグリコーゲン、アミノ酸を分解して血糖値を上げてくれます。

 

もともと体内にある脂肪、筋肉などからエネルギー(ブドウ糖、ケトン体)を作る働きです。

 

整理してみますね。

 

☆インスリン:血液中の余った糖質を脂肪に変えて蓄える

☆グルカゴン:足りなくなった糖質を脂肪や筋肉を分解して体内に供給する

 

これが本来の膵臓の働きです。

 

ここに、外部から余分に糖質が入ってくると、常時血液中に糖質が余ってしまうので、インスリンばかり使うようになり、グルカゴンを使って体内の脂肪や筋肉を分解しエネルギーになる糖質を作る必要がなくなってきます。

 

ここまではいいですか??

では、あなたの食生活について質問です。

 

食事の時には糖質・脂質・タンパク質の割合はどれくらいになっていますか??

 

多くの方は、糖質が50パーセント以上、高い方では80パーセントくらいの方もいます。そして脂質が多くタンパク質が少ない傾向があります。

 

割合にして糖:脂:タン=5:3:2くらいの割合です。

 

余った糖質は脂肪に変わり、食事でも脂肪を取ってしまう。

摂った脂肪は分解されることなく次々と蓄えられるという悪循環です。

 

悪循環を断つには、糖質の摂取を減らし、身体をつくってくれるタンパク質や脂肪を適正な量摂取するということです。

 

おさらいです。

 

①余った糖質は脂肪に変わる。

②糖質が足らなくなると自分の体で糖質を作ることができる

③糖質の摂取を減らしタンパク質や脂肪を適正量摂取する

 

エネルギーのもとになる糖質・ケトン体は自分の体で作ることができます。
その時に脂肪やたんぱく質、グリコーゲンを分解して体内に蓄えられたものを減らします。

そのため、脂肪やたんぱく質を取る必要があるということです。

 

正しい食生活をして、しっかりと健康なダイエットをしていきましょうね。

 

次回は、適正量って??です。

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